Q&A ダイイシデンシに問う!

What is Daiichidenshi? ダイイチデンシって何?

色々な方からよくお受けするご質問を、当社・代表取締役社長の中小路がお答えします。(回答者プロフィール)

Q1.何の会社なの? Q2.で、エンジニアリング会社って何?  Q3.何が売りなの? Q4.他社と比べてどうよ?

Q5.ところで日本の工場って、将来性あんの? Q6.本当にそれで大丈夫なの?  Q7.じゃあ、会社として具体的な目標は?

Q8.勝算はあるの? Q9.ところで仕事って楽しい? Q10.では、日頃最も気をつけていることは? Q11.そんなスタッフに期待することは?

Q12.逆にこれはやめて欲しいみたいなことは?

Q 何の会社なの?

エンジニアリング会社です。業界的には所謂ハイテク産業、主に日本や海外の工場生産ラインの自動化
(※FA化=ファクトリーオートメーション)に伴う装置、具体的には自動制御盤を主とした制御プログラム、
ロボットユニット、搬送ラインや各種工作機械などを、電機・機械の両分野から製作しています。

Q で、エンジニアリング会社って何?

工学の先端技術を追求し、社会に役立つ製品・装置をつくる会社のことです。

Q 何が売りなの?

オリジナル商品を持たない当社では、変化にうまく対応して評価を得続けていくことが生命線。
そのため、積極的にお客様と一緒に新たな計画やユーザーへの営業提案から参加し、
納入後のメンテナンスや改良までフレキシブルにこなす変化に強い体制をとることでお客さまの評価を得ています。
また、これらの対応力が私たちの「商品」だとも考えています。

Q 他社と比べてどうよ?

同業他社様と勝手な比較をしますと当社は大変オープンな会社ではないでしょうか。
おかげ様で日々数多くのお客様が来られています。製品の試運転や立会い検査などはもちろん、
商談や打ち合わせ、あるいは意味無くふらりと雑談に来られます。
これら日々の密なコミュニケーションが結果、良い製品としてお客様の満足につながっているよう、
実際の生の声を出来るだけ多く反映すべく日々のお客さんとのやりとりに心をこめています。
「頼みやすく、聞きやすい、そして反応が早い会社であること」が大きな会社でない私たちとお付合いただいている
大きな要素だと考えています。

Q ところで日本の工場って、将来性あんの?

確かに中国や東南アジア・東欧など人件費の少ない国への工場流出、
そして団塊世代の職人のリタイアを主たる理由に、日本の工場は変化の時にあります。
今後は人件費の安い海外の工場にないもの、つまり安全・安心や高品質はもちろん、それ以外の先端技術・アイデア・提案力、
また今後はお客さんへの対応力「ホスピタリティ」の気持ちを多く持つ会社が今後の日本の製造業をリードしていくと思います。

Q 本当にそれで大丈夫なの?

例えば海外に旅行や駐在などして戻ってくると、日本はサービス・接客業について世界でも群を抜いていると感じることはないでしょうか?
空港やホテルはもちろん、サービス料などとらない例えばコンビニエンスストアの店員の対応のサービスの決め細やかさ、もてなしの心、
つまり「ホスピタリティ」は世界でも日本は超一流の国のひとつだと感じています。
分類では私たちはサービス業ではなく製造業ですが、日本人ならではの「ホスピタリティ」の気持ちはしっかり持っているので、
サービスの決め細やかさを技術にプラスし、トータルでご提供していくことで、世界を舞台にさらに活躍できると思います。
つまり、製造業の枠にとらわれないお客様へのおもてなしの気持ちが今後は、私たちの生命線だと感じます。

10年後はほとんどの工場が海外に行ってしまうなんて悲観的な予想をする評論家もいますが、
私たちもメーカーの一員として、日本代表のつもりで、誇りを持って楽しく工業国の先端を走り続けたいと考えています。

Q じゃあ、会社として具体的な目標は?

エンジニアリング会社としての基礎的な力を確立し、それらをお客さんに認めていただくことで、
2013年6月までに年商10億円を達成します。
そのためには、主力事業である制御盤に特化した戦略展開を進め、オリジナル商品の企画開発や海外への販売展開をし、
ダイイチデンシの技術力を生かしたブランド展開まで進めていきたいと考えてます。

Q 勝算はあるの?

もちろんありません(笑)。ただ、目標がないよりある方がずっと楽しいので、これら目標を掲げ、日々チャレンジしています。
その為に何をすべきかをスタッフ全員で常に考えて、行動することが一番大事なことだと考えています。

Q ところで仕事って楽しい?

広告業界から転職しての入社当初は「地味な業界だなこりゃ」なんて思っていましたが、色々な案件・お客様と向き合うことで、
最初は何の役にたつのかよく見えなかった装置が、確実に社会に役に立っているのが見えて面白みがわかってきました。
モノをつくっているという楽しみも大きいですが、そうした中でお客様に感謝の言葉をいただくことが、(時に怒られたりもしますが)
一番リアルな楽しみです。

短い人生、面白いと思えるものを仕事にしようぜ!って言う方が最近多く、大変もっともなことだと思います。
しかし、私の様に、やっている内に面白みがわかってくるというのが意外と自然な流れなのではと感じます。
ただ社長業に関しては、使命感的なものはありますが、今のところ「楽しいー!」と感じたことは全くありません。
「社長って楽しい!」って方を見かけると、この方は所謂、「超ドM」なんじゃないかとも思うこの頃です(笑)

Q では、日頃最も気をつけていることは?

スタッフに明確なビジョンを提示できること。いかなる環境にあっても、個人が会社とともに変化(=成長)していけるように、
常にこれから良くなっていくんだと思えるよう、環境の整備や、自身の言動などにも気を配っています。
スタッフがつまらなそうな会社を経営するのは、あまり面白いことではないでしょうから。(たぶん)

Q そんなスタッフに期待することは?

「お客さんの視線」を常に意識して仕事するプロフェッショナルであること。お客さんを良い意味でびっくりさせて欲しい。
そして、それぞれの個性を活かして、かっこいい会社を作っていって欲しい。さらに言えば、そうあることに「誇り」を持って欲しいです。

Q 逆にこれはやめて欲しいみたいなことは?

「会社のために」とか言うことです(笑)。もちろん心の中で本当にそう思ってもらっているならうれしいことですが、
基本はお客さんのこと、そして自分の成長や変化を意識して、日々の仕事にトライして欲しいです。
「私はやりたくないんですが、会社のためにやりました」みたいなのは凄くかっこ悪いので、やめてほしい。
逆に同じことでも、「お客さんのため」「自分のため」「共に働く仲間のため」なら、けっこうかっこいい事だと思います。

回答者プロフィール TORU NAKAKOJI 中小路通(Lv.34)
役職:代表取締役社長
通称:トールくん、シャチョウ
年齢:34歳
趣味:音楽鑑賞(テクノ・パンク・ノイズ系に偏重、周囲からは雑音鑑賞との声も・・)
特技:ツンデレ
座右の銘:なし
将来の夢:あり

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